インプラント専門医:「フローラル インプラント」

はじめてのインプラント フローラル インプラントセンター


オーラルケア主催のワークショップにて(浜離宮朝日ホール、2005.9)
当日は各歯科医院院長先生をはじめスタッフの方、歯科衛生士の方350名が参加しました。
講義内容は、これから歯科医療には必要不可欠なコミュニケーション専門スタッフの導入、クリニカルコーディネーターの存在で歯科医院が変わっていくというもの。

(左:コーディネーター、カウンセラーの青柳氏、右:院長中野浩嗣先生)

第二回 口腔医科学会学術大会にて
出展ブースにて、米国3i社インプラントインベーションズ、最新のオッセオタイトNTインプラントについて展示。
頭骸骨から顎骨(あごの骨)までをCTで撮影したものをパーソナルコンピューターで立体的3Dに変換するシステム。
これでインプラント手術がより確実なものになります。
口腔医科学会学術大会で特別講演をされました。あの「心臓外科医の挑戦」で有名な南淵明宏先生と。
他に、「ブラックジャックはどこにいるの?」の著書があります。
 
Non-Profit Organization ORAL MEDICODENTAL SOCIETY
平成17年度 第2回学術大会
-先進医療とその臨床における挑戦-
日時 2005年 11月12日
場所 東京都江東区有明 東京ビックサイト会議棟6階
_________________ OMS 口腔医科学会 インプラント報告 _________________
3i インプラント

近年、口腔インプラントの臨床応用はめざましい物があり、各種メーカーは独自のインプラント体のデザインを考案し、さらにはその表面形状はその処理の仕方の遠いから多種多様なインプラントが存在する。

表面粗さについては、機械加工表面の比較的スムースな表面のものから陽極酸化処理やサンドブラスト処理、酸エッチングの様式のものまで様々である。

今回、演者は、1996年より米国3i社のインプラントを用いて臨床を行ってきました。同社の機械加工表面ICEインプラント及び、ダブル酸エッチングのオッセオタイトインプラントにおける、初期段階での血餅フィブリンとインプラント体表面の微細構造との結びつき、骨細胞との接触面での状態、ならびにインプラント体への早期加重の可能性、ハイリスクファクターでのインプラント表面の違いによるサクセスレートなど、米国3i社関連の各国の臨床リサーチセンターよりの報告を受けたのでその結果について発表する。

3i インプラント Implant Innovations, Inc. West Palm Beach,Florida, USA
アメリカよりマルチリサーチセンターからの、インプラントの骨面結合と、インプラント表面の構造の違いにより、結合力、早期加重の可能性について最新の報告を受けたものです

  Implant Innovations, Inc.
West Palm Beach,Florida, USA

3iインプラントの本社は、アメリカ・フロリダ州・ウェストパームビーチにあり1987年に研究開発はスタートされました
R.J.LAZZARA OSSEOTITE implant 1996年3月 米国発売
R.J.LAZZARA
3iインプラントシステムの開発者は歯周病専門医のDrラザーラが開発に当たりました
  OSSEOTITE implant
1996年3月 米国発売

3iインプラントの特徴は1996年、オッセオタイト構造となり、ネック部がマシーンドサーフェイス、ルート部がタイトな構造となっているインプラント
OSSEOTITE Technical Date ハイブリッド デザイン ハイブリッドインプラントの理由
OSSEOTITE Technical Date
ハイブリッド デザイン

ハイブリッド・インプラントとは上部3スレッド目まではマシーン、以下ラフサーフィス2つの異なる表面を持っている
ハイブリッドデザインと呼んでいる
  ハイブリッドインプラントの理由
天然歯のBiologic Width
健康な場合CEJを基準にサルカス、上皮性付着、結合組織性付着が、およそ1mmづつと考えられている
3i インプラント   3i インプラントの表面処理方法
インプラントでも天然歯と同様にBiologic Widthが成立 埋入時にはカバースクリュー上面まで骨があった。2次OPE以降アバットメント装着後、生体がIAJをCEJと認識しインプラントのBiologicWidthが成立され、結果、基本的に2回法インプラントでは1スレッド目で骨が安定することが判ってきた   3iインプラントの表面処理方法
硫酸と塩酸のダブル酸処理によるエッチング コーティングではないので剥がれや吸収の心配なし 当時酸処理は珍しかったが、OSSが高い評価でこれも今では多くのメーカーが酸処理を採用
インプラント体表面のオッセオインテグレーション   オッセオタイトインプラント表面の写真
インプラント体表面のオッセオインテグレーション
OSSではフィブリンが伸び表面に絡みつく。フィブリンを架橋に骨芽細胞がインプラント表面に移動しインプラント表面が骨と同じ状況になる。骨側とインプラント側から骨が再生。結果、治癒期間は半分
  オッセオタイトインプラント表面の写真
OSSインプラント表面20,000倍の写真 チューブ状の細管がほぼ均一にある。 細管の直径は1〜3μ これがOSSインプラント表面の特徴である
インプラント表面の細管の深さ   3iインプラントのOSS表面と骨の比較
インプラント表面の細管の深さ
細管の深さ5〜10μでフィブリンが絡み易い深さ 他のラフサーフェイスHAやTPSは30〜70μが多い大き過ぎるとフィブリンが絡まない ラフサーフェイスなら何でも同じとは言えないと判る
  3iインプラントのOSS表面と骨の比較
骨と非常に良く似た大きさの表面性状であることが判る
3iインプラントの研究1   インプラント表面の研究1 結果 6ヵ月後
3iインプラントの研究1
OSSについての研究を2つ紹介 有名なカナダ、トロント大学、Drデービスの研究 ラットの大腿骨にチタン性の筒状のチェンバーを埋入 内面のOSS処理した物とマシーンサーフェイス
  インプラント表面の研究1
結果 6ヵ月後
マシンサーフェイスではまだ骨で満たされていない OSSでは
インプラント表面の研究1 結果 6ヵ月後   3iインプラント研究2
インプラント表面の研究1
結果 6ヵ月後

骨で満たされていた 結果OSSインプラトの有意性が証明された
  3iインプラント研究2
開発者Drラザーラの研究 PRDに掲載された φ2.0oのテスト用インプラントを作製し、半分をOSS半分をマシーンサーフェイスにし骨との接触率を調べた

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