[ 手術前の注意 ]
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お体の状態について |
| インプラントでは外科的手術を伴いますので、お体の状態や持病（糖尿病、高血圧症、心臓疾患、脳疾患など）については必ず担当の歯科医師に伝えて下さい。場合によっては、医科の主治医の先生とご相談させていただき、意見書や検査データを拝見することがあります。 |
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常用薬剤について |
| 日常服用されているお薬がある方は、事前に歯科医師へお伝え下さい。薬の種類によっては血液が止まりにくくなるものなどもあり、事前に休薬をしていただかなくてはいけない場合もあります。 （動脈硬化の薬、糖尿病の薬、向精神薬、非ステロイド系抗炎症剤、経口避妊薬など） |
[ 手術の当日、手術時 ]
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お車の運転等について |
| 手術時に精神安定剤を使用しますので、当日は乗り物やお車の運転を出来るだけ避けて安静を保ってください。 |
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お手洗いについて |
| 手術中にお手洗いに行くことは大変ですので、必ず直前にお手洗いをすませて下さい。 |
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顎やのどが弱い方 |
| 手術中は長い時間お口を開けていなくてはいけませんので、顎やのどが弱い人はあらかじめ歯科医師に伝えて、休み休みやってもらうなど工夫をしてもらいましょう。事前にわかっていれば、多少、顎やのどが弱くても手術は普通に行えます。 |
[ 手術後 ]
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入浴・食事・飲酒・運動について |
| 手術を行った当日は、入浴、飲酒、運動など血のめぐりの良くなることは止血の妨げになりますので避けて下さい。入浴についてはシャワー程度であれば問題ありません。食事は食べやすいものを選んでちゃんと栄養をとりましょう。 |
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ＩＴＩなどの手術を1回で行う場合の注意 |
| インプラントには1回法と2回法があります。ＩＴＩなどの手術を1回で行う方法では、術後にネジの頭のような物が口の中に突出しています。人間は口の中の気になる所を舌で触るという習慣があるため、無意識にインプラントの頭を舌で触ってしまうことになります。しかし、これによりインプラントが骨にくっつくことを阻害してしまいます。注意して下さい。 |
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アルコール・たばこ・サウナについて |
| 術後2週間は、アルコールやたばこ嗜好品を控えて下さい。また、3ヶ月間サウナの入浴も控えて下さい。組織の治癒が遅延されて感染率が約30％増加します。 |
セルフコントロール・生活習慣の不良によってインプラント体との骨的結合や支持骨の喪失が起こる可能性があります。アルコール依存、精神不安定、コミュニケーション不良、過食、拒食症、体質不良、不定愁訴、更年期障害、過度のアルカリ体質、ヘビースモーカーなど歯科的既往以外の原因でも予後が不良になることがあります。
これらのことも含めて、術後何らかの理由でオッセオインテグレーション（骨的結合）が壊れ炎症的所見が見られる場合は、経過観察を行いインプラントを撤去する場合があります。
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